2026年4月8日 — コミュニティ / 福祉制度

【2026年改定】精神科訪問看護はどう変わる?「20分ルール」の厳格化と新設された「機能強化型4」を解説

精神科訪問看護は、自宅での生活を支える命綱です。2026年度の改定では、**「単に頻繁に訪問する」のではなく「適切な時間をかけ、地域と連携しているか」**が厳しくチェックされるようになりました。 利用者や家族が戸惑わないよう、主要な変更点をまとめました。

【重要】短時間訪問の「20分ルール」が厳格化

これまで「30分未満」の区分で柔軟に行われていた訪問に、明確なラインが引かれました。

  • 20分未満は算定不可: 訪問時間が20分を下回る場合、基本療養費も加算も一切請求できなくなりました。
  • 時刻記録の義務化: 訪問の開始時刻と終了時刻を正確に記録することが必須となり、5分や10分といった「顔出し程度の訪問」は認められなくなります。
  • 短時間訪問の合算: 2時間以内に再度訪問した場合、時間は合算して「1回」とみなされます。
  • 狙い: 「短時間の訪問を繰り返して回数を稼ぐ」ような不適切な運営を防ぎ、十分な対話の時間を確保するためです。

【新設】精神科特化の「機能強化型4」が登場

これまで、24時間対応などが手厚い「機能強化型」のステーションは、看取りや難病の実績が必須で、精神科特化型にはハードルが高いものでした。

  • 機能強化型訪問看護管理療養費4: 精神疾患の重症者(GAFスコアが低い方など)を多く受け入れ、地域連携に実績があるステーションが新たに評価されます。
  • メリット: この認定を受けたステーションは、より安定した経営基盤で、専門性の高いスタッフによる手厚い支援を提供できるようになります。

同一建物(グループホーム等)への評価見直し

同じ建物に住む複数の利用者を訪問する場合、報酬が細分化されました。

  • 人数による減算: 同一建物内の利用者が20人、50人と増えるほど、1回あたりの報酬が段階的に下がります。
  • 効率化の追求: 効率的に回れる分、1人ひとりにしっかり時間をかけることが求められるようになります。

その他の注目すべき変更点

  • ベースアップ評価料の引き上げ: 看護師等の賃上げを目的とした評価料が増額され、スタッフの定着が期待されます。
  • 物価対応料の新設: 光熱費や燃料費の高騰を受け、2026年度限定で微増の加算がついています。
  • ICT連携の推進: 地域の医師や薬局とデジタルツールで情報共有している場合、加算がつくようになりました。

まとめ:良いステーションを選ぶポイント

2026年の改定を経て、私たちはどのような視点で訪問看護を選べばよいでしょうか。

  • 「時間は十分か」: 20分以上、しっかり話を聴いてくれるか。
  • 「連携しているか」: 医師や地域の支援者と繋がっているか。
  • 「Yamii.(やみぃ。)」などのコミュニティ活用: 訪問看護の悩みや、「今の看護師さんと合わないかも?」といった相談を、同じ境遇の仲間に打ち明けてみることも大切です。

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